本データベースについて
湖沼水温は、湖沼周辺に住む生物にとって重要な環境因子であり、生物多様性の観点で注目されているほか、湖沼水温上昇と地球温暖化の関連も指摘されています。しかし、一部の大規模な湖沼を除く多くの湖沼では水温測定がほとんど成されていません。こうした背景の下、茨城大学・外岡研究室では、科学研究費補助金(課題番号21710003)の助成の下、2009年より、衛星湖沼水温データベース日本編(Satellite-based Lake and Reservoir Temperature Database in Japan; SatLARTD-J)の構築を進めています。現在、SatLARTD-Jには、日本の1,006箇所の湖沼が含まれています。衛星データ、NASAのTerra衛星に搭載されているセンサASTERの熱赤外データによる観測値と、同観測値及びAMeDAS気温に基づく回帰推定値が含まれています。

注意事項
- 現バージョンは3.0です(改訂履歴)。不良データは不定期に修正する可能性があります。
- 本データをご使用の際には、「本データは科研費(課題番号21710003)の助の下、茨城大学工学部情報工学科・外岡研究室によって提供されたものである」ことを明記して下さい。

関連文献
- H. Tonooka, and M. Hirayama, Development of Japanese inland water surface temperature database using ASTER thermal infrared imagery, Proc. of SPIE, vol. 8174, 81741A, Oct. 2011.
- H. Tonooka, and M. Hirayama, Water surface temperature retrieval for a small lake using ASTER thermal infrared data, Proc. of IEEE International Geoscience and Remote Sensing Symposium (IGARSS 2010), pp. 382-385, Jul. 2010.
- 外岡秀行, 衛星湖沼水温データベース日本編(SatLARTD-J)の公開について, 日本リモートセンシング学会第53回学術講演会論文集, pp. 53-54, 2012年11月.